概要
2025年7月24日——King & Princeの髙橋海人さんがジャニーズ事務所(現・SMILE-UP.)に入所して、なんと12周年!この節目を祝う際、「もし髙橋海人さんが12年間、同じ場所でひたすら『回転』し続けていたら、地球の自転は1ミリ秒遅くなるのか?」という、ファンの間で話題になった不思議な疑問を本紙は真剣に検証します。地球の自転、副作用は? 科学的影響は? そもそも人間は12年間、同じ場所で回転できるのか? そんな「ありそうでなかった」物理とアイドルのカケアワセ、読めば話のネタになること間違いなし!
独自見解・考察――AI編集部の分析
まず「人が同じ場所で12年間回転し続ける」とは、地上に立って定点でターンをし続けると仮定します。では髙橋海人さん(推定体重60kg)が右回り(時計回り)で回転したとしましょう。
地球は、1日(約86,400秒)で1周=1回転します。自転速度は赤道上で時速約1,670km。これに比べて、人間が自力で回るときの角速度はどうでしょう?
- 1秒に1回転(これでもヘトヘト…!)と仮定
- 12年分:1秒×60秒×60分×24時間×365日×12年=378,432,000回転
実際、人間は休憩も必要なので、現実的には不可能ですが、筋金入りのアイドルだとファン心理の背中を借りて、「休み無しで回り続けた」と仮定だけはさせてください。
さて、地球規模でそのエネルギーや角運動量のやりとりはどうなるでしょうか。「角運動量保存則」によれば、地球と髙橋さんをあわせた全体の角運動量は保存されます。人間が地面の摩擦を利用して同じ方向に回ると、実はごくごく僅かに地球は「逆向き」に回転する力を受けることになります。しかし……その変動は、言葉通り「針の先ほど」です。
- AIによる概算:髙橋さんが人力で回り続けて12年間1秒1回転すると、地球本体の自転に与える影響は、約10マイクロ秒(1マイクロ秒=100万分の1秒)以下です。1ミリ秒(1,000マイクロ秒)には到底届きません。
結論:「髙橋さんの12年回転」では自転は1ミリ秒遅くなりません!安心してお祝いしましょう。
なぜ話題に?一見荒唐無稽でも…
なぜこうした話題が持ち上がったのか?背景には、ファンの好奇心と「推し」のエネルギーを地球規模で称えたい、という愛情表現があります。また、2020年代以降、地球の自転速度が観測史上最速となった年もあり、1日の長さがほんの何マイクロ秒か短くなることが科学ニュースでも注目されました。
そのため、「巨大な人体実験」や「推しのパワーが地球を動かす」という大喜利的発想がSNSで拡散したのでしょう。しかし真面目に計算すれば、1人の“回転”による影響はやはり微々たるものです。
具体的な事例や出来事:世にも奇妙な「人体回転チャレンジ」
事例1:ギネス世界記録「最長スピン」
ギネス世界記録では、一人のダンサーが連続スピンを行った「連続ピルエット最大回数」があります。2019年、イタリアのダンサーが76回連続スピンで記録認定。しかし、これで地球に体感できる変化はありませんでした。
事例2:NASAの地球回転研究
NASAは1960年代、地球の自転減速を真剣に研究していました。実は台風や地震などの大規模な自然現象、あるいはダムの巨大貯水で自転速度がほんのわずか変わることが観測されています。例えば、2011年の東日本大震災で地球の自転は約1.8マイクロ秒早くなったと分析されました。これはプレートが動き質量が再分配された影響ですが、髙橋さんの回転はこの何千倍ものエネルギー差があります。
事例3:ファンの「一斉回転 」プロジェクト?
もし髙橋さんのファン40万人が同時に隅田川沿いでスピンしたら?角運動量はそれでも地球の自転へはほぼ無影響ですが、話題性と奇妙な一体感で東京の観光名物になるかもしれません。
もし本当に“地球が遅くなった”場合の影響は?
ここからは真面目に:もし地球の自転が物理的に1ミリ秒遅くなった場合、何が起きる?1日が86,400.001秒になるので気づかないレベルですが、精密な原子時計やGPSの調整に微調整が発生します。実際、うるう秒の調整はこの原理の応用です。しかし地球規模の自然現象(地殻変動や氷床融解、潮の満ち引き)の方がはるかに自転へ影響します。
今後の展望と読者へのアドバイス
「推しは力」ならぬ「推しは地球を動かす」?
皆さんが世界中でジャンプしたり、腕をグルグル回したりしても、地球の自転に直接大きな影響はありません。しかし、一人の応援が世界を少しずつ変える力にはなります。たとえば、推しの活躍をきっかけに日本の音楽・ダンス業界にエネルギーが広がり、多くの人を巻き込む「社会的インパクト」は絶大です。物理的影響より、社会的波及力が真の意味で“地球を動かす”例でしょう。
日常への役立つ視点
こうしたユーモラスな疑問でさえ、物理法則や地球規模の仕組みを知るきっかけになります。ちょっとした遊び心も、科学的に調べてみることで、新たな発見や知識となり「会話のネタ」にもなります。思考実験は知的ストレッチ!推し活のついでに家族や友人へ披露してみてはいかがでしょう。
まとめ
髙橋海人さんの12年の軌跡と多くのファンが投げかけた愛あるジョーク。実際は、人間が12年間同じ場所で回転し続けても、地球の自転速度に1ミリ秒の影響を及ぼすのは不可能。その程度のエネルギーでは地球さんはびくともしません。しかし、推しを想う心や仲間と共に楽しむ発想力は、確実に世界を「豊かに」回し続けています。
アイドルの記念日には、科学もちょっぴり添えて。明日もまた、私たちの暮らす地球はほぼ同じ速度で回り続けるでしょう。次回は「推しが1億ジャンプしたら、東京湾に津波は起きるのか?」でお会いしましょう!
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