概要
最近話題の「映えスイーツ」。SNS映えする色鮮やかで華やかなスイーツ店に、なぜか高齢男性ばかりが並ぶという不思議な現象が各地で目撃されている。「甘いものは若者や女性」という常識を覆し、まったく映えなさそうな(失礼!)おじさまたちにお店が占拠されるのはなぜなのか?調査を進めると意外でちょっと微笑ましい背景が見えてきました。
現場から見る謎の光景
昼下がりに映える甘党おじさんたち
都内の人気スイーツ店。店頭には若い女子の姿がまばら、代わりにゴルフキャップ姿のおじさまたちがスマホ片手に和気あいあいと並んでいる。注文するのは話題のカラフルなパフェや目玉商品のウサギ型のふわふわパンケーキだ。「正直、ここは私みたいな年齢は場違いかなとは思ったんですが……。美味しいですし、キレイだし、孫に喜ばれるから」と恥ずかしそうに笑うのは会社を退職して悠々自適という70歳のタナカさん。
SNSでも話題の「おじ映えスイーツ」現象
インスタグラムやX(旧Twitter)でも、「うちの街のスイーツ屋さん毎日おじいちゃんだらけなんだけど何かあるの?」「またおじ映えしているな(笑)」などユーモラスに紹介される投稿が増え始めた。不思議な行動に興味を持つ人も多く、逆にこれが繰り返されることで「おじさまでも安心して映えを楽しめる店」という新たな評判を生み出しているようだ。
高齢男性行列の本当の理由とは?
孫との絆を作る、愛情スイーツ大作戦
仕掛け人は意外にも「孫」世代だった。取材を進めたところ、高齢の方々が並ぶ最大の目的は「孫や家族に喜ばれるため」。SNSやテレビなどのメディア情報に強い孫世代が、この店のスイーツを食べてSNS投稿したいと祖父母に頼むケースが多く、一念発起して「行列チャレンジ」をするおじさまたちが急増したらしいのだ。高齢の男性たちは、孫や家族のためなら行列も苦ではないと話す人が多かった。
意外なメリット「健康増進と友人づくり」
お孫さんがきっかけでスタートした「映えスイーツ巡り」。だが、副次的に体にとって良い影響も報告されている。定年退職後、家にこもりがちだったが、定期的に外出する機会ができて歩くようになり、以前よりずっと元気になったという声が多い。また、同じく行列する「映え友」ができることで新しい交流が広がり、精神的にも張り合いが出たとのコメントが目立つ。
識者に聞く『おじ映え』時代の到来?
シニアライフを専門とする社会学者、二階堂真由美教授はこう指摘する。「実は高齢男性が意外に甘党という事実は昔からあります。ただかつてのおじさんたちは『甘いもの好き』を公言しにくい文化がありました。今のシニア世代は、孫や家族のためという「理由づけ」があることで堂々とスイーツを楽しめるようになった。それが今回の現象を引き起こしています。むしろ男性のスイーツへのハードルが下がることは、シニア世代の楽しみが広がる点で歓迎すべきですね」
まとめ
高齢男性が「映えスイーツ」行列に並ぶ奇妙な現象の裏には、「孫や家族を喜ばせたい」というささやかな愛情と、新しい挑戦への意欲がありました。またこのきっかけが健康的にも良い影響を与え、新しい人間関係や交流の場を生み出しています。今後も「映えスイーツ」店は世代を超えた交わりの場としてますます盛り上がる可能性があります。あなたの街にもいつ「おじ映えスポット」が現れるかわかりません。次に行列に並ぶのは、もしかしたらあなたのおじさまかもしれませんよ?
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