概要
潮干狩りシーズンがやってきた。しかし、最近SNS上で話題になっているのは海岸ではなく、自宅のリビングで楽しむという「エアしおひがり」。自宅にいながら潮干狩りの気分を味わうことができると、なぜか潮の香りまで感じる人が続出し、非常に不可解な現象となって注目を集めている。単なる気のせいなのか、それとも科学的な根拠があるのか?この謎に迫ってみた。
「エアしおひがり」って何?
SNSで最近じわじわと広まる「エアしおひがり」とは、海岸まで行かなくても潮干狩りの気分を味わえるという新感覚の趣味だ。家のリビングでザルやバケツ、小さめのシャベル、それに砂場の砂や小石などを準備し、「エア」で貝を掘る真似をするのが特徴である。
あるユーザーは、「ベランダでまったりエア潮干狩り。あさりの動きを想像しながら掘っていると、不思議と海風を感じる」とツイート。また別のユーザーは「たった10分ほどシャベルと砂をいじっていたら、部屋中が磯の香りに包まれてきた」と驚きを語る。このように、単なる想像ごとを超えて、実際に潮の香りがしたというコメントが続出しているのだ。
潮の香りがする原因を科学的に検証
現象を専門家に聞いてみました
謎の現象を解き明かすべく、嗅覚の専門家に聞いたところ、「人間の脳は想像力が豊かで、過去に経験した匂いや景色を思い浮かべることで、本当に自分がその現場にいるように錯覚できます」と説明。人が強くイメージした香りや環境は、脳が記憶から引き出し、リアルに感じ取ることがあるという。特に潮の香りは「海」という具体的な映像や音のイメージに強く結びついているため、比較的容易に再現されるケースがあるとのことだ。
心理学から見たメカニズム
心理学的にも似たような現象は「感覚記憶の復元」と呼ばれている。例えば映画館でポップコーンを想像すると、実際よりもリアルに香りや味覚を楽しむことがある。「エア潮干狩り」は潮干狩りへの強い願望や思い入れなどの感情がトリガーとなり、脳内で感覚記憶を再活性化させている可能性が有力視される。
具体例から見る「エアしおひがり」の楽しみ方
手軽なエアしおひがりセットの作り方
実際のSNS上では、次のようなアイテムを駆使しているユーザーが多い。
- 浅めの洗面器やトレイ(砂場を模倣)
- 小石、水槽に使う砂やカラーサンド(貝がいそうな地面の表現)
- 金属製のスプーンやミニシャベル(リアルな掘る感覚)
- 潮騒の環境音を流せるアプリや動画(耳から脳を刺激)
これらを組み合わせることで、「海=潮の香り」という自分のなかの記憶を呼び覚ます環境が作られるのだという。
気分を高めるアイディア集
さらに効果を高めるためには効果音だけでなく、視覚や触覚を駆使し、SNS映えする工夫がよいそうだ。例えばカモメの鳴き声を流し、ちょっと湿り気のある砂を使って現実感を高めたり、貝殻をランダムに埋めてリアルな発掘体験も楽しめる。
ジョーク交じりのユーザー体験談
ある40代主婦はSNS上に「家族に隠れて一人でエア潮干狩りを満喫。あまりにリアルで旦那に『きょう潮干狩り行ってきた?』と突っ込まれ、つい『うん、海、行ってきたわ』と言ってしまった!」と投稿。これには「うちも海がリビングにきました!」と爆笑コメントが寄せられた。
これからの「エアしおひがり」& まとめ
室内で手軽に潮干狩り気分を楽しめる「エアしおひがり」。これは忙しい現代人が自宅で楽しめる手軽なバーチャルトリップの新潮流として今後広がっていく可能性は十分だろう。日常の思いがけない楽しさや癒やしを手軽に提供してくれるこの趣味が、さらにアイデア次第で進化していけば、自宅で潮の香りだけでなく、波の音やカモメの鳴き声、漁船の音までもリアルに感じる未来が近いうちに訪れるかもしれない。
皆さんも今度の休日は、自宅リビングの居心地のいいソファから“潮干狩り”へ繰り出してみませんか?ただ、小さなお子さんやペットがいるご家庭では砂の管理に注意しつつ楽しんでいただきたい、と付け加えておこう。
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